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長岩屋山 天念寺講堂保存修理

大分県指定史跡  昭和54年5月15日
所在地:豊後高田市大字長岩屋1149他
所有者:天念寺
建築年代:江戸中期
構造・規模:木造平屋建 萱葺き屋根 延154.84㎡
修理期間:平成21年~平成23年3月

 豊後高田市の中心市街地より東方約11kmの地点長岩屋川の中ほどに立地し、修正鬼会※が毎年行われている。
萱葺屋根の経年による疲労や破損などに伴う保存修理工事を目的とする。施工要領は半解体修理とし、萱の葺き替え、下屋部は瓦より鋼板葺きとし、腐朽木部の繕い・取替え、床組補強・張り替え、内外壁の補修等と、8.76㎡の増設を伴う工事を行う。
電気工事に於いても自動火災報知機設備を設置するなど災害防止にも考慮する。




「大分県指定史跡 長岩屋山 天念寺講堂改修事業報告書」より抜粋


竣工(小屋)

竣工(小屋)

修正鬼会

見学会

着工前